劣悪な労働環境や一向に改善されないパワハラで悩んでいる人にとって、会社が人手不足に陥ったら「ざまあみろ」と感じるのではないでしょうか?
できることなら、自分も一泡吹かせて会社を追い込んでやりたいですよね。
この記事では、人手不足の会社の特徴やその末路をまとめています。会社での理不尽な対応や仕事量の多さにイライラしている人は、ぜひ読んでみてくださいね。
人手不足でざまあみろと感じた人の声を紹介
それでは早速、会社や元勤務先に「人手不足になってざまあみろ」と感じている人の声をご紹介します!
「ざまあみろ」と感じる理由に思わず共感できるはずですよ。
パワハラを受けていた
私が辞めたら今絶賛人手不足で仕事回ってないから危機的状況になるのでざまあみろです
ハラスメント上司と嫌がらせ社員が悪いんだ諦めろ出典元:Twitter
パワハラに悩んで会社を辞めた結果、人手不足で会社が大変な状況になったというこちらのツイート。パワハラと嫌がらせが横行している会社なんて誰も働きたくないですよね。
また、1人辞めただけで人手不足に陥るのは、会社がしっかりと機能していない証拠です。健全な会社であれば、社員が1人辞めても上手く回るようなシステムと人員配置がなされているもの。
社員を大切にしていないことがよくわかり、当然の報いと言えますね。
こき使われていた
私に何してもいいと思ったから、こいつはやめない、って思ったから私に酷い仕打ちをしたんだろうけどな!!人手不足の時期だろうが関係なく出て行ってやるわ!勝手に困っとけ!ざまあみろ!!!
出典元:Twitter
こちらは、酷い仕打ちを受け会社を辞めることを決意した人のツイートです。
「この人は辞めない」と判断し、仕事をどんどんと押し付けたり嫌がらせまがいの行為を行うのはブラック企業の典型パターン。会社に同情の余地なしです。
ざまあみろと申し訳なさの気持ちがある
仕事辞めることで人手不足が加速する申し訳なさとざまあみろって気持ちが両立してる
出典元:Twitter
中には、「ざまあみろ」という思いの反面、「申し訳ない」という気持ちを感じた人も。
完全なブラック企業だったり、職場の全ての人が嫌いだったりする場合は「ざまあみろ!」で済みますが、仲のいい同僚がいたりすると申し訳なさを感じる人もいるようです。
人手不足の会社の特徴とは?
人手不足で悩む会社には、次の3つの特徴があります。
- 体力を使う仕事内容
- 労働条件が悪い
- パワハラが酷く、人間関係が悪い
体力的にキツいと感じる会社は、夜勤があるなど勤務時間が不規則だったり力仕事中心だったりという特徴があります。建設・介護・飲食・宿泊などの業界が人手不足なのは、体力的に限界を感じて辞めていく人が多いからです。
また、サービス残業が多い・休日出勤が多い・有給を取りにくいなど労働条件が悪い会社も、人手不足に悩んでいます。定着率が悪く、募集をかけても人が集まりにくいため、今いる社員で無理やり回そうとした結果さらに個人の負担が増し、労働条件が悪くなるという負のサイクルに陥りがちです。
最後に、パワハラが横行している会社も人手不足になりやすいです。長時間に及ぶ叱責や嫌がらせなどは、精神的な限界を感じる社員も多く、うつ病などで退職する人もいます。
総じて言えるのは、ブラック企業ほど人手不足だということ。働く環境が悪い会社が人手不足になるのは、当然ですよね。
人手不足の会社の末路は?
人手不足で悩んでいる会社は、会社の体質を改善しない限り負の連鎖を断ち切れません。
多くの場合は人手不足が続くか、最悪の場合倒産することも。
その末路を見ていきましょう。
1人が抱える仕事量が多くなる
社員が辞めると、そのしわ寄せは残された他の社員に行きます。
慢性的な人手不足に陥っている会社は、当然転職市場でも不人気で、すぐに欠員を補充できません。労働環境が十分に整備されていないこともあって、「とにかく今いる人を最大限に働かせる」ことを平気で行ってしまうのです。
その結果、1人が抱える仕事量が多くなり、ストレスは溜まる一方。残業や休日出勤などが増える可能性もあります。
従業員の退職の連鎖が続く
次に、仕事量の多さに疲弊して退職する従業員が増えます。
酷いケースだと、従業員が一斉に辞めてしまう「大量離職」が起こることも。もちろん、この場合一斉に辞める人たちには何の問題もありません。
従業員の退職が続くと、人手不足に拍車がかかり、残っている従業員の仕事はさらに増加。新しく採用しても、未経験の場合即戦力になりにくいため、人手不足は解消できないことが多いです。
3人のベテランが辞めた後に3人の未経験者を採用しても、これまでと同じパフォーマンスが発揮されるとは考えにくいので、結局その穴埋めをするために今いる社員の負担が増えるというわけですね。
売上が落ちて最悪倒産に追い込まれる
人手不足は最終的に会社の売上に影響し、最悪倒産に追い込まれます。
「倒産なんてそんな大げさな」と侮ることなかれ。実際、人手不足が原因で倒産する企業は増加傾向にあるのです。
信用調査会社の帝国データバンクによると、2022年は人手不足が原因の倒産が前年比26%増えた。増加は3年ぶりで、倒産件数全体の増加率(6%)よりも大きい。
引用:日本経済新聞
まさに「ざまあみろ」な末路ですよね。人材を大切にできない会社は、経営が立ち行かなくなる可能性大なのです。
人手不足でざまあみろ! 会社を追い込む方法は?
ブラック企業で働いている人ほど、「会社にダメージを与えてやりたい」と考えるかもしれません。
「ざまあみろ!」とスッキリしたい人にできる、会社を追い込む最善の方法は次の通りです。
人手不足の会社を追い込む一番いい方法はあなたが辞めること
会社を人手不足に追い込む一番いい方法は、ずばりあなた自身が退職することです。
「会社を追い込むためだけに辞めるなんて…」と思う人もいるかもしれませんが、そもそも人手不足の会社は早く退職した方が身のため。
早く退職しないと、次のように自分も不利益を被る可能性があります。
- 仕事量が増える
- 労働時間が増え体力・精神ともに削られる
- 限界が来たら病気になる可能性がある
- 人手不足が進むと辞めづらくなる
- 会社が倒産するかもしれない
労働条件の悪いブラック企業は、正直自分の力だけでどうにかするのは難しいです。身体や心を壊す前に、さっさと見切りをつけて辞めることをおすすめします。
今すぐ辞めたければ退職代行を使うのもおすすめ
そうは言っても、今すぐに退職するのは難しいかもしれません。
特に人手不足の会社ほど、「後任が決まってから」「人手が確保できてから」としつこく引き留めて退職を認めてくれなかったり、「今辞めたら訴える」と脅したりといった手を使うことがあります。
だからと言って、退職を踏み留まる必要は一切ありません。会社側が退職を受け入れてくれなさそうな場合は、「退職代行」を利用するのがおすすめです。
退職代行とは、なかなか会社を辞められない人に代わって、退職の意思を会社に告げて手続きを代わりに行ってくれるサービス。
それまで絶対に退職させないと言っていたのに、退職代行業者が間に入った途端に退職を認める会社も多く、成功率が高いのが特徴です。
退職代行を利用すれば、辞めることを会社に伝える気まずさを感じずに済み、退職の意思を伝えるその日から出社しなくていいケースも多数。ブラック企業を辞めたいけど辞められないと悩んでいる人ほどおすすめのサービスです。
人手不足の会社を辞められずに困っている人は、ぜひ利用を検討してみてくださいね。
おすすめの退職代行サービス
- LINEで簡単に手続きできる
- 丁寧に対応してもらえる
- 依頼当日に退職できる
- 引継ぎなしで退職できる
■退職代行ニチローがおすすめな人
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退職代行ニチローは、労働組合運営の退職代行サービス。民間企業運営の業者とは違って会社と直接交渉でき、弁護士運営の業者よりも料金が抑えられるのが特徴です。
LINEやメールだけでなく電話相談も可能なので、手軽に連絡を取りたい人はLINE、担当者と直接話がしたい人は電話など、自分に合った方法でやりとりができるのもおすすめのポイントです。
24時間365日対応しているので、早ければ依頼したその日に退職も可能。「今すぐ辞めたい」という場合もスピーディーに対応してくれます。
また、退職代行ニチローでは、申し込みから1年間のアフターサポートがついています。「退職後に会社から電話が来る」「離職票などの書類を送ってもらえない」といった退職後のトラブルも相談できるのも安心できるポイントです。
まとめ
以上、人手不足で会社ざまあみろと感じた人の声と、人手不足の会社の末路についてお伝えしてきました。
基本的に、慢性的な人手不足が続いている会社は、労働条件や人間関係などに何らかの問題を抱えているブラック企業であることが多いです。
そのような会社で働き続けると、あなたも身体や心の健康を損ねかねないので、前向きに退職を検討しましょう。
社員を大切にせずがむしゃらに働かせる会社が人手不足で「ざまあみろ」という状態になるのは、完全に自業自得。同情はいらないので、自分のキャリアのために最善の方法を考えてくださいね。