嫌いな人がいて仕事に行きたくない! 具体的な対処法を紹介

嫌いな人がいて仕事に行きたくない!具体的な対処法を紹介 仕事に行きたくない時の対処法

職場に嫌いな人がいて、仕事に行きたくない…」とお悩み方も多いのでは?

嫌いな人は気にしないのが一番ですが、なかなか難しいですよね。毎日顔を合わせるたびにストレスを感じている人もいるのではないでしょうか。

本記事では、嫌いな人がいて仕事に行きたくない人に向けて、具体的な対処法をご紹介します。職場の人間関係にお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。

嫌いな人がいて仕事に行きたくない! なぜそう思うのか考えてみよう

この章では、「嫌いな人がいて仕事に行きたくない!」という気持ちについて深く掘り下げていきます。

あなたが職場で嫌いな人を頭に思い浮かべながら読み進めてくださいね。

嫌いな人の特徴とは?

あなたが嫌いな人は、以下のような特徴に当てはまっていませんか?

  • 自己中心的で相手のことを気にしない
  • プライドが高く自分の間違いを認めない
  • 上から目線の偉そうな態度で接してくる
  • 相手によって露骨に態度を変える
  • ネガティブな発言ばかりする

上記に当てはまる人は、職場で嫌われやすい傾向にあります。正直、このような人とは関わりたくないですよね。

「人の振り見て我が振り直せ」という言葉もあるように、職場で嫌われないよう自分自身の行動にも気をつけていきたいものです。

嫌いな人がいると仕事のパフォーマンスが低下することも

他の人なら気にならないような行動でも、嫌いな人がする行動は、ちょっとしたことでも目につきやすいですよね。例えば、こんな状態になってしまっている人もいるのではないでしょうか。

  • 嫌いな人の行動にイライラしてしまう
  • 顔を見るだけでいちいちムカつく
  • 同じ空間にいるだけで具合が悪くなる

嫌いな人のことを考えないようにしようと思えば思うほど、嫌なくらい頭から離れませんよね。こんな状態では、仕事に集中するのも難しいはず。

つまり、職場に嫌いな人がいるだけで、仕事のパフォーマンスが低下する恐れがあります。

嫌いな人と仕事をする時の2つの対処法

会社員として働く以上、基本的には一緒に仕事をする相手を選ぶことはできません。嫌いな人と同じチームになったり、ペアを組まされたりする可能性もあります。

この章では、嫌いな人と仕事をする時の対処法を2つご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

1. 無関心になるのが理想

嫌いな人のことをどんなに嫌いでも、その人はあくまでも職場の人です。家族でも友達でもない仕事上だけの関係なので、無関心になるのが一番楽です。

嫌いな人のことを「嫌い」「避けたい」と思えば思うほど、嫌いな人を意識することになります。これは、無意識に嫌いな人を頭の中に住まわせてしまっているということ。

しかも、あなたが嫌っていることが相手に伝わってしまえば、余計に面倒なことになりかねません。

とはいえ、いきなり無関心になれと言われてもなかなか難しいですよね。そこで、以下のような方法を試してみてはいかがでしょうか。

  • 必要最低限の礼儀は守る(挨拶など)
  • 仕事上の役割はしっかり果たす
  • 仕事以外のプライベートな話題を避ける
  • 仲が良い同僚にも嫌いな人の話はしない
  • 終業後や休日に楽しみを作る

このように、ビジネスライクな対応を心がけて接するのがおすすめです。プライベートと仕事を完全に切り分けて考えるクセをつけておくと、仕事上の人間関係で悩むことも少なくなりますよ。

2. 一度上司に相談してみる

「もう限界!」という場合は、一度上司に相談してみるのがおすすめです。

ただ、「あの人が嫌い」と感情的に伝えるのではなく、以下のように自分が何に困っているのかなどの状況も詳しく伝えると上司にも理解してもらいやすくなります。

  • 高圧的な態度を取られて萎縮してしまう
  • 嫌がらせを受け精神的に大きなストレスを感じている
  • 人間関係がこじれていて仕事にも悪影響が出ている

上司によっては、関わる機会を減らしてくれるなど、あなたにストレスがかからないよう対処してくれる可能性があります。

嫌いな人との人間関係がこじれている場合や、仕事に影響が出ている場合は、第三者に協力を求めて早めに対処しておきましょう。

嫌いな人と2人で仕事をする時のコツ

それでも、仕事の都合上2人で仕事をしなくてはいけない場面もあるかもしれません。

職場で顔を合わせるだけでストレスが溜まるくらい嫌いな人と、2人で仕事をするなんて最悪ですよね。しかし、社会人である以上、「嫌い」ということを態度に出すことは絶対にやめましょう。関係がさらにこじれる可能性があるのはもちろん、あなたの評価を下げることにもつながります。

そこで、嫌いな人と2人で仕事をすることになった時は、以下の4つのコツをぜひ試してみてください。

  • 前向きなコミュニケーションを取る
  • 建設的な対話を行う
  • 仕事に私情を持ち込まないと自分に言い聞かせる
  • 無理に好きになろうとせず自然に接する

大事なのは、「嫌い」という気持ちは心の中に隠し、表面上は当たり障りなく接することです。無理に仲良くしたり、好きになろうと努力したりする必要はありませんが、普通の同僚として挨拶をしたり、業務上必要な会話をしたりすることは必要です。

本音は「嫌い」と思っていても、表面上は上手に関わってしっかり仕事を進めるようにしましょう。

反対に、ビジネスライクな関係すら築けずに険悪な空気になってしまうと、仕事に悪影響を及ぼすのは間違いありません。特に、悪口を言ったり態度に出したりしてしまえば、あなた自身の評価を下げることになると肝に銘じておきましょう。

嫌いな人がいて仕事に行けない時はどうすべき?

「嫌いな人がいるからどうしても仕事に行きたくない」と悩む方もいるでしょう。そんな時は、以下の対処法を試してみてください。

  • まずは十分な睡眠を取る
  • 休職を考えてみる
  • 退職してもっと働きやすい会社に転職する

では、一つずつ詳しく解説します。

まずは十分な睡眠を取る

「仕事に行きたくない」と思った時、まずは十分な睡眠を取って心身をゆっくり休めることに努めましょう。近年は「睡眠負債」という言葉も注目を集めるほど、現代の日本人は慢性的に睡眠が足りていないと言われています。

睡眠不足の状態は体が辛いだけでなく、心を不安定にしてしまいます。ひどい場合は、うつ病などを患ってしまうことも。

長い間、睡眠不足が続くと、不安や抑うつが強まり、うつ病にかかりやすくなることが最近の研究でわかってきました。

引用:品川メンタルクリニック

仕事が忙しい分、夜はテレビを観たりスマホをいじったり自由にしたいと思う方も多いと思いますが、最優先は睡眠時間の確保です。

早めにお風呂に入って、遅くても23時までにベッドに入ってみましょう。たくさん寝たらスッキリして、仕事に行く気力も湧いてくるはずですよ。

休職を考えてみる

嫌いな人ともビジネスライクな関係で当たり障りなくやっていくのが理想ですが、どうしてもうまくいかないこともあります。ストレスが限界に達すると、精神を病んでしまう可能性があるため無理は禁物です。

毎日仕事に対して辛さを感じている方は、取り返しのつかないことになる前に休職も視野に入れて考えてみてはいかがでしょうか。特に、こんな症状が出ている方は要注意です。

  • 仕事に行きたくなくてベッドから起き上がれない
  • なんでもないのに涙が出てくる
  • 終業後や休日に趣味を楽しむ気力がなくなった

このような症状が出ている場合は、自分では大したことないと思っていても、体からSOSが出ていることに間違いありません。できるだけ早く心療内科を受診することをおすすめします。

退職してもっと働きやすい会社に転職する

嫌いな人と一緒に働くのは、普通に働く何倍もの労力を使いますよね。「自分ばかり我慢している…」と不満に感じている方もいるのではないでしょうか。

嫌いな人が異動してくれたり、退職してくれたりすれば解決するかもしれませんが、そんなにうまくはいきませんよね。

職場でどうしても嫌いな人がいる場合、今の会社を辞めてもっと働きやすい会社に転職するのも一つの手です。もちろん、キャリアに関わることなので簡単には判断できませんが、選択肢の一つとして頭の片隅に入れておきましょう。

「嫌いな人がいるから仕事に行きたくない」と我慢しながら今の仕事を続けるのか、勇気を持って新しい環境へ一歩踏み出すのか、少し考えてみてもいいかもしれませんね。

まとめ

今回は、嫌いな人がいて仕事に行きたくない人に向けて具体的な対処法をご紹介しました。

会社員は一緒に仕事をする人を選べないため、嫌いな人と一緒に働かなければならないこともあります。過度に相手を意識することなく、無関心でビジネスライクな関係が理想ですね。

どうしても辛い場合は、休職・退職・転職という選択肢があることも覚えておきましょう。